2014年12月3日水曜日

負荷の正体はなんなんだ!?定期的に重くなるLinux mint 17 (qiana)

久しぶりにブログ書きます。

私はLinux mint MATE を日常的に使っているのですが、ここ数ヶ月の間
たまに何も自分では処理をさせているつもりがないのにOS全体がもっさりと
重くなることがありました。

今までずっと原因がわからずにいたのですが、今日判明して嬉しくなってこのエントリを書いていますw

状況ですが、OS起動して数分後から突然ストレージアクセスランプが点灯しっぱなしに十数分程
なってしまい、何をするにもIO待ちになってしまいます。

ストレージアクセスランプが光っぱなしなので、IO負荷がかかっていることは容易に分かっていたのですが
じゃあ、どのプロセスがIO負荷をかけているのか?までは掴みきれていませんでした。

今回重い腰を上げて、色々調べてみましたところ、Linuxには「iotop」という素晴らしいコマンドがありました。
このコマンドを実行すると、IO負荷が高いプロセス順にtopコマンドのような出力が得られました。

で、今回判明したプロセスはこれ
「fstrim」

初めて見るコマンドですが、こいつがIOを99%奪い続けていました。
なんだろうかと調べてみると、どうやらUbuntu 14.04ベースのLinuxでは
一週間に1回、自動的にこのコマンドを定期実行するように最初から
スケジューリングされていることが判明しました。

/etc/cron.weekly/fstrim

にしっかり定義されています。

このコマンドは、WindowsでいうところのHDDのデフラグみたいなコマンドらしい。
定期的に実行することでIOパフォーマンスが劣化しないようにしてくれてる模様。

PostgreSQLのvacuum みたいなイメージかなぁ・・・。
Linuxにもこの手のコマンドあるとは知りませんでした。

なんかたまにIO負荷ががくんと十数分上がりっぱなしになって原因がわからず
困っている人の何かしらの参考になれば・・・。

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