記述していませんでした。
私の場合、epgrec fork の epgrec UNA というものを使用しており、UNA版での
対策について検討したいと思います。
fork版の開発者から、修正パッチが出ているのでそれを適用します。
http://d.hatena.ne.jp/katauna/20140118/1390017028
パッチ内容を確認します。
$ diff -u /var/www/epgrec/install/step5.php ./step5.php --- /var/www/epgrec/install/step5.php 2011-10-09 16:57:55.000000000 +0900 +++ ./step5.php 2014-01-18 12:13:04.000000000 +0900 @@ -4,10 +4,6 @@ $settings = Settings::factory(); -if( isset( $_GET['script'] ) ) - $epg_rec = $_GET['script']; -else - exit(); if( isset( $_GET['time'] ) ) $rec_time = $_GET['time']; else @@ -15,8 +11,21 @@ echo 'EPGの初回受信を行います。'.$rec_time.'分程度後に<a href="'.$settings-%3Einstall_url.'">epgrecのトップページ を開いてください。'; -@exec( INSTALL_PATH.$epg_rec.' >/dev/null 2>&1 &' ); - +if( isset( $_GET['script'] ) ){ + $epg_rec = $_GET['script']; + switch( $epg_rec ){ + case '/getepg.php': + case '/shepherd.php': + @exec( INSTALL_PATH.$epg_rec.' >/dev/null 2>&1 &' ); + break; + default: + $alert_msg = '不法侵入者による攻撃を受けました。['.$_SERVER['REMOTE_HOST'].'('.$_SERVER['REMOTE_ADDR'].")]\nSCRIPT::[".$epg_rec.']'; + reclog( $alert_msg, EPGREC_WARN ); + file_put_contents( INSTALL_PATH.$settings->spool.'/alert.log', date("Y-m-d H:i:s").' '.$alert_msg."\n", FILE_APPEND ); + syslog( LOG_WARNING, $alert_msg ); + break; + } +} exit(); ?>これを見ると、URI部分に「?script=;wget〜」のOSコマンドインジェクション攻撃をされた
場合には、処理の実行を中断し攻撃の痕跡をログに残すように変更されています。
scriptパラメータに渡して有効な文字列は「/getepg.php」と「/shepherd.php」のみに
限定されている為、これで攻撃は防げると思います。
そもそもなんですが、このWebアプリはWANに公開することをあまり想定されてないようなので
LAN内限定でアクセス可能に制限し、外から使う時はVPNやssh port forward 等を組み合わせて
利用することをオススメします。そうしないとまた他にも脆弱性が発見される可能性が高いように思います。
# 前回で紹介した攻撃者が不正にアップロードしてきたPHPシェルの検証ももっと深く突っ込んでやりたいですね・・・
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